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あかはまチロリン村プロジェクト

活動報告3.11から現在まで

被災地に建つ木の家の力 <その2> 

〜被災地支援のはじまり・プロジェクト始動〜

 

まず、大槌町内でほどほどの集落で、長老(地域のまとめ役)がいる場所を探しました。

つてをたどると、赤浜地区の岡本大作氏との出会いがありました。

岡本氏

代々造船業を営む赤浜地区の名士で大槌町議会の元議長でいらっしゃいます。

肩書きだけでなくリーダーシップもあります。

岡本家

大家族と従業員のみなさんと共に避難先の仮住まいで不自由な生活をされておりました。

岡本氏の協力のもと、大槌町への支援をさせていただくこととなりました。

トラック

大槌町役場物資集積場に、運送業の友人達が、家具・家電・衣服をトラックで届けました。

家具

そのほか・・・

木暮人(こぐれびと)倶楽部有志と全国の工務店から大工道具の寄付を受け付けました。

避難所に、伊佐建設有志と地元民のみなさんで足場パイプで物干し場と駐輪場をつくりました。

NPO伝統構法信州支部と、木暮人倶楽部有志により、各被災地の避難所へ杉材パネル(約1000枚)の寄付と運搬を行いました。

2011年5月には、赤浜街並み復興支援計画つくりがはじまりました。

被災地図

まず、現状把握のため、岡本氏に依頼し、造船従業員や親戚の若い衆に赤浜地区をくまなく調べていただきました。

流された住宅、火災住宅、高齢者が住んでる家、生業(漁業、サービス業)の場所の把握をします。

(↑赤いところが被災住宅です。)

復興地図

住民の自由意思を尊重し、災害時の避難先のため12mと避難施設を充実させた復興計画地図を作成。

(岡本大作氏が描いていた構想とぴったりあったものとなったのでした)

 

2011年6月からは、行政による地区別復興会議が始まりました。

会議の様子1

会議の様子2

 

赤浜地区における復興会議では、15mの防波堤が提案されるが、不採用となり、7〜10mの盛土とすることが最終決定とされました。

会議の様子3

→あかはまチロリン村計画始動!被災地に建つ木の力<その3>