2005年9月23日(金)〜25日(日)
土壁を塗った後の外壁の前で
9月23〜25日にかけて新伝木構法見学と土壁ワークショップをおこないました。
初参加のMさんの感想です9月23日からの連休、長野県飯田市のY家で行われた「緑の家学校」ワークショップに初めて参加しました。 翌日は物置の土壁塗り。まず骨組みとなる地元で沢山採れる竹を藁縄でしっかりくくりつける技法−竹小舞−を教わりました。 午後からは待ってましたの壁塗り、前日作った板と篭手をとり、小舞組みに壁土を塗りつける作業です。壁土が重いしきつい仕事にもかかわらず、結構夢中になり楽しめました。あとでその梶田のおじいさんが言われていたことですが、土壁塗りは20年ぶりだそうで、廃れつつあるこの技法を孫や若者に教える機会を得られ、大変喜んでおられたようです。 大勢の共同作業で意外と早く片面だけ塗り終え、次は日干し煉瓦作り、地元の赤土と砂、そして藁に石灰とセメントを少々混ぜてこね回して型にはめ込み、後はひたすらたたいてたたいてから、型枠からはずし天日干しする作業です。はじめは湿度、固めかた等いろいろ思考錯誤を重ねながら、終わり近くには適当に要領を取得しだして、だんだんいい煉瓦ができてきて、50個近い煉瓦がみごと並んだのを見たときには結構充実感を味わえました。 夕べには参加された地元左官職人さんを交えて、半月にかけた月の下でのバーベキュー、そして近くの温泉入浴、メニュー多彩な一日でした。 |